【6月24日開催@つなぐるる】古民家で梅シロップ作りを体験しませんか?
ついに梅雨の時期がきましたね。綺麗な晴天になかなか会えないのが寂しかったり、、
ところで、「梅雨」の語源をご存知ですか??
諸説あるようですが、梅が熟す時期だからという意味もあるようです。
今日はそんな梅にまつわるイベントのお話をしたいと思います。
梅仕事
皆さんは「梅仕事」という言葉をご存知でしょうか。
梅仕事は収穫した梅で梅干しや梅酒などをつくることを言います。昔はこの時期になると、庭や畑になった梅の実を収穫して夜な夜なヘタを取って、梅を庭先に天日干しするというのはよく見られる光景でした。
梅からは梅干し、梅酒、梅シロップ、ジャムなど様々な保存食を作ることができて、かつ、家庭によってちょっとずつ味が違ったりして奥が深かったり、、
ちなみに、梅干しは塩分20%以上のものは賞味期限がないと言われるほど、保存がきく食べ物だそう。何年前のものかわからない、実家の蔵から出てきた梅干しを食べてみたって話もあったり。
昔の人の知恵ってすげー。。
里山の抱える問題
人口減少、少子高齢化、都市部への人の流出など、過疎化が進んでいる地域も多くあります。
そんな過疎化が進む地域では、持ち主がいなくなった木や、高齢化により、管理しきれず放置されてしまっている梅の木や柿の木なんかがいっぱいあって、、
人が手入れしていない木があると野生の動物たちがそれを狙って民家の近くまでやってきて、本来出会うはずのない人と動物が出会ってしまったり、周囲の田畑が食い荒らされてしまったり、様々な問題を引き起こしてしまいます。
放置された梅の木を手入れしよう!
放置されてしまった梅の木を引き継ぎ、守って管理し、資源化していこうとプロジェクトを始めたのが、「都市農村交流企画 つなぐるる」さん。
以前からいろいろお世話になっているのですが、先月は田植え体験をさせてもらったりしています。
↓↓その時の記事はこちら
つなぐるるさんは長野県の中条という地区で活動されています。ここも過疎化が進み、空き家や耕作放棄地がたくさんあったり、、
ここで、耕作放棄地を耕して田んぼにしたり、空き家を活用しようとしたりしていて、今回の梅プロジェクトもその一貫です。
具体的には、持ち主がご高齢になってしまって管理できなくなってしまったり、放置されてしまっている梅の木を把握し、持ち主の許可を取って代わりに管理していくというもの。
さらに、その梅の木を使って、梅干しや梅シロップなどを作って特産品にしたり、梅仕事を体験してもらうイベントを開催して都市部の人に集落で受け継がれてきた伝統や現状を知ってもらったりしていきたいということでした。
その1歩として、今月24日、地域の人が管理できなくなってしまった梅の木から梅の実を収穫して梅シロップを作ってみようという
梅シロップ作りを体験できるイベント
を開催されます!!
梅シロップって?
梅のエキスを、砂糖の浸透圧により、じっくり抽出させたものです。
水、お湯、炭酸水などで割って飲むと、それぞれ違った味わいが楽しめます。
私のオススメは朝起きてきてお湯で割った梅シロップを飲む。
これはつなぐるるのりえさんがされている方法なのですが、梅シロップが体に染み込むんでエネルギーが補給される感じがするんですよ。
これを飲めば一日頑張れちゃいます!!
ということで、是非皆さんもお試しあれ♪
イベント詳細
<日時>
2017年6月24日(土)13:00~16:30ごろ
<場所>
長野県長野市の旧中条村にある築150年の古民家で行います!!
どどどどど田舎って感じの場所、、晴れた日はアルプスがとっても綺麗に見えて写真好きにはオススメ♪
<内容>
自己紹介・概要説明→農村歩き→梅の収穫→シロップ作り・ティータイム
現地では、梅の収穫から仕込みまでを行います。その後、ご自宅で簡単なお世話をし、梅のエキスが溶け出したら完成!!
駅からの送迎もしていただけるということなので、是非参加してみては、、
お申し込み、詳細はつなぐるるのホームページへ!!