【部屋が汚い人必見!!】自閉症の人がやっている生活の工夫はみんなの片付けに応用できる!!
皆さんのお部屋は綺麗に片付いていますか??
気がついたらモノが散乱して足の踏み場もないっていう人もいるのでは??
今回はそんな悩みを抱えている人に向けて
自閉症の人がやっている生活の工夫から解決のポイントをお伝えします。
え、なんで自閉症??
ってなったと思いますが、
実は彼らがぶつかる壁は、私たちがぶつかる壁と同じなんだっていうお話です。
- 自閉症ってご存知ですか??
- 自閉症の人たちがやっている工夫から学んだ
- それぞれの箱を用意してあげよう!
- 使う場所の近くに片付ける箱を置いてあげよう!
- まとめ〜自閉症の人がやっている工夫から得た片付けのポイント〜
- 結局、ぶつかる壁はみんな同じ
自閉症ってご存知ですか??
30人に2、3人は自閉症を持っているとも言われていて
割と身近な存在の人も少なくないと思います。
自閉症の特徴をいくつか簡単に説明すると
自閉症の人たちがやっている工夫から学んだ
それぞれの箱を用意してあげよう!
自閉症の特徴として抽象的なことが理解しにくいという点をあげましたが
それは場所に関してもそうです。
同じ机が
ご飯を食べるダイニングテーブルになったり
勉強するためのデスクになったり
たくさんのものが置かれている物置になったり
様々な用途で使われてしまうと
ここは一体何をする場所なんだ!!!
って混乱してしまうのです。
ベストはダイニングテーブルと勉強用のデスクと物置をそれぞれ用意すること。
場所がない!!っていうときは、ご飯を食べるときはテーブルクロスを敷いたり、勉強するときは机の向きを変えたりして場面の切り替えをすることで、何に専念したらいいのかがわかりやすくなります。
これは私たちが棚にものをしまう時も同じ。
お気に入りのものはこっちとか
よく使うからこっちとか
曖昧なルールでものをしまうとしまう時にいちいち考えないといけなくなって
面倒になってしまうことが多いのではないでしょうか。
「調味料」「野菜」「調理器具」「ふきん」とか
はっきりとした分類分けをして
それぞれの箱を用意してあげること。
こうすれば頭を使わずに片付けをすることができて
片付けるのが面倒だなぁと放置してしまうことも少なくなるはず!
使う場所の近くに片付ける箱を置いてあげよう!
自閉症の特徴の一つに視界に入ったものに気をとられてしまうという点をあげましたが
これは動作から次の動作に移行する時も同じです。
例えば、遊んだおもちゃを片付けるとします。
おもちゃをいつもしまっている箱が遊んでいる場所から遠くにあったとき
そこにたどり着くまでにいろんなものが目に入ります。
その中にゲーム機を見つけてしまったら、
おもちゃそっちのけでゲームに夢中になってしまったりするのです。
でも、
おもちゃをしまう箱が遊んでいた場所の近くにあれば
余計なものが目に入る前に目的地にたどり着くことができます。
どうしても収納場所と遊び場の間に距離がある場合、余計なものが目に入らないように棚にカーテンを取り付けて中を見えないようにするなどの工夫もあります。
これは私たちがものの収納場所を考える時も同じ。
例えば、
洗剤は洗濯機の近くに収納を用意するとか
お風呂の掃除道具はお風呂場の近くに収納を用意するとか。
使う場所の近くに片付ける場所を用意してあげること。
こうすれば、使ってから片付けるまでの動作が少なくて済みますし
片付ける場所あっちだけど、今からここで作業するから後で片付けたらいいやー
って放置されることも少なくなるはず!
まとめ〜自閉症の人がやっている工夫から得た片付けのポイント〜
さてさて、いかがでしたか??
今回のポイントは
・それぞれの箱を用意してあげること。
・使う場所の近くに収納を用意してあげること。
の2点でしたー!
是非、皆さんの片付けの参考にしていただければと思います。
結局、ぶつかる壁はみんな同じ
自閉症と全く無縁の生活をしている人からすると
「自閉症」というワードは知っていても
特に興味関心なんて抱かないのではないでしょうか。
或いは、ちゃんとした知識もなくて
間違ったイメージを抱いている人も多いかと思います。
実際、私もそうでした。
でも、彼らに出会って、調べていくと
彼らは自分たちの性格とうまく付き合っていくために
生活の中にいろんな工夫をしているっていうことがわかってきて
しかもそれは、彼らに限ったことではなくて
え、これって私の部屋を片付けるのに使えるやん!!
っていう発見につながりました。
障がいというものを持っているとかいないとかに関係なく
人それぞれ大きさは違うけど同じような壁にぶつかりながら
なんとか乗り越えて生きてんだなぁ。