すーざんのふらふら日記

これから短期留学をする or 考えている人たちへ  〜カナダで3ヶ月の語学留学してきました〜

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ちょーご無沙汰しております。ふらふらふわふわしまくっているすーざん(@inaca_susan)です。

もう25歳になりますが、カナダのトロント短期の語学留学をやっておりました。

私、もともと英語がめちゃくちゃ苦手で、多分私のことをよく知っている人なら、あのすーざんが英語を勉強してる???!!!ってなるかと思います。じゃぁ何があったんかって?それもこれもいなふりのせいなんですよ、笑

ま、そんな話は置いといて。

なんでワーホリや長期留学にしなかったのかというと、もしホームシックになっても3ヶ月なら耐えられるだろうと思ったから。海外行ったけどすぐ日本に帰ってきたって話も何度か聞いたことあるし、初めは経験として海外に住んでみたいとか英語が話せるようになりたいくらいの動機だったしね。

そして、その留学も終わっちゃったわけなんですが、、

もっっっとカナダに滞在していたい!!

って思っているのが今の正直な思いです。あ、でも、味噌汁飲みたいかも。

 

さて、留学するにあたって留学経験のある人からいろいろ話を聞いてたわけなんだけど、10人が留学に行けば10の物語があるわけで、

私も私の経験とそこからの教訓をまとめてみます。これから留学に行く人のお役に立てれば嬉しいなぁ。。

英語が苦手な人ほど語学学校がオススメ!!

私はやっぱり『THE日本人』だった。

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私は、出来るだけ日本語を遠ざけたほうがいいだろうと思って日本人が少なめの語学学校を選びました。そのため、メキシコ人・ブラジル人・コロンビア人あたりが多かったのですが、彼らの勢いが本当にすごい。とにかく授業中に発言しまくる

日本での授業の多くは、先生が生徒に質問してから手をあげて発言するスタイル。どんどん発言することを歓迎されているはずだけど、先生に訊かれていないことを発言したりすれば多分浮く。

でも、彼らは違う。分からないことがあればどんどん質問するし、先生が生徒を指名する前にどんどん答えちゃう。そしてもちろん初めは全然発言できてなくって

You are shy!

って何度言われただろうか。。まぁ、私自身内向的なのもあるけど、でも、そんなにシャイだったっけ。。先生も日本人はなんでみんな発言しないの?って言ってくるし。。

あぁ、私って『THE日本人』なんだな。

って痛感させられた1週目だった。

日本人はGrammarやVocabularyはあるけど、Speakingが苦手。

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ブラジル人の友達が言ってて印象的だったのは、「私たちの学校ではまずSpeakingとListeningをやるわ。Grammarはその後に習うの。」という発言。そもそも同じ英語のレベルでもSpeakingの能力が高いのだ。

また、スペイン人の友達はスペイン語のイタリア語が混ざった言語が母国語なのだが、話せなくてもスペイン語、イタリア語、ポルトガル語は理解できるのだそう。島国の日本からすると信じられない話だ。

日本人はGrammarやVocabularyに関しては、彼らよりも知識がある印象を受けた。でも、そもそも基本的に言語を日本語しか知らないかつSpeakingの訓練が足りていない私たちがなかなか話せないのは納得がいく。

また、日本語の発音は他の言語に比べて比較的難しくない。一方、英語には日本語にない発音がたくさんあるわけで、頑張って話してみても発音が悪くて聞き取ってもらえなくて心が折れるというのを何度繰り返したことか。。コーヒーが飲みたかったのにコーラが出てきたりとかね。。

でも、大丈夫。語学学校の先生のコミュニケーション能力の高さはヤバイ!!

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そんなわけだから、来てすぐはやっぱり無理かもしれん…と落ち込んでた。

…ん、あれ、でも、なぜか語学学校の先生とは話ができてる…!!

英語で英語を教えているだけあって、語学学校の先生のコミュニケーション能力は本当にすごい。表情やジェスチャーを使いまくりながら話をしてくれるので、すっと話の内容が頭に入ってくる。また、表現の言い回しをたくさん知っているので、何度も何度も言い換えてくれる。

話を聞く能力もすごい。これは後で気がついたことなのだが、かなり話まくる子たちもみんなちゃんとした文法や発音で話しているわけではない。でも、先生はちゃんと話を理解してくれるのだ。

もちろん、それぞれの苦手な発音を知っているということもあるだろうけど、何よりスピーキングにおいて一番大事なことは伝えようとすること聞こうとすること

よく失敗を恐れずに話しまくれ!って言われると思うけど、その本質はここにある。もちろん正しい文法や発音はより正確に話を伝える手助けをしてくれるだろう。でも、日本人だって本当に正しい日本語を使って話しているだろうか。

それに、カナダにはいろんなバックヤードの人たちがいる。カナダで話しかけたり話しかけられた人たちの多くが第一母国語が英語ではなかった語学学校の先生だって例外ではない。だから、彼らも英語をうまく話せない私のことを理解してくれ拙い英語をちゃんと聞いてくれるとは言え、当の私も間違いを気にせずに話せるようになるのに1ヶ月くらいかかったけども、笑

また、授業そのものもめっちゃ楽しい。ボキャブラリーの授業ではカードゲーム粘土を使って単語を学んだり、リスニングの授業ではMaroon5のSugarとかShawn MendesのThere's Nothing Holdin' Me Backとか使ったり。学校にもよるだろうけど、楽しく学んでいく空気は英語に苦手意識がありまくった私にとってはとっても有り難かった。。

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なんではるばる語学留学に来たのかは、絶対忘れちゃダメ!!

英語を話せなくても普通に生活できてしまう。

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じゃぁ、英語全然話せなかったら海外で生きていけないかというとそんなことはない。多くのスーパーマーケットやファーストフードのお店はルフレだし、必要最低限の簡単な英語を一通り覚えるだけで問題なく生活できる。分からないことがあっても、ググれば日本語のサイトで細かく教えてくれるし。多分どの語学学校にも絶対日本人いるし、なんなら日本人のスタッフさんもいる。

そのうち、良くも悪くも話さずに生活することに慣れてしまった。それがいいのかと言えば一概に良いとは言えない。なぜなら、英語を勉強するためにカナダまでわざわざ来たのだから。自分の能力を全然伸ばせないことに危機感を覚えていた。

授業の復習をしっかりしたら、なるべく先生の近くに座ろう!

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まず、手始めにめちゃめちゃ丁寧に授業の復習をした。まぁ復習をしてみれば、案外授業内容自体は簡単なものだったり同じことを繰り返したりしている。

ただ、もちろん文法用語も英語(例えば、Noun:名詞・Verb:動詞・Infinitive:不定詞・Progressive:進行形などなど)で出てくるわけで、そこを覚えるのに時間がちょっとかかってしまった。

また、授業中にこの単語の意味わかる?と先生に聞かれれば、もちろん英語で単語の意味を説明しなくちゃいけない。これも意外と慣れるまで大変。おかげで、新しく単語を覚えるときは類義語を意識するようになった。

頭が英語に慣れてくれば、内容自体はそんなに難しくはないことに気がつくだろう。後は発言しまくることだ!!

声が大きい人はいいんだけど、発言することに慣れていない人は大きい声を出すことも苦手である。だから、なるべく先生の近くに座って誰かが発言する前に発言する。私は途中からこれを徹底してやるようにした、笑 

一度先生に存在を認識してもらえれば、先生から当ててくれることも増えてくるし、海外なんだからと思って恥など捨てて優等生になることに必死だった。

他にもKindleで参考書をダウンロードして解いたりもしていたけど、せっかく海外にいるんだし、友達やホストファミリーと話してみたりどこかに出かけてみたりするのがいいような気がする。そうすれば、また次の日にみんなと話すネタができるしね。

学校以外で英語を積極的に話したいならMeetup!!

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通う語学学校によるのかもしれないけど、結構放課後が長い。特に夏のカナダは日の入りが8時とかだから全然暗くならないし。私の学校は宿題もほとんどなく、しかも物価が高めで毎日遊び歩くわけにもいかず、はじめはどう過ごして良いのか分からなかった。

もちろん、語学学校のアクティビティに参加するのもいいだろう。無料で参加できるものもたくさんある。図書館を利用するのも良い。ちなみに私のオススメはNorth Yorkの図書館。めっちゃ綺麗だしデカイしおしゃれ。。

でも、学校外でコミュニティを持ちたければLanguage Exchangeに参加するがおすすめ。Language Exchangeとは、英語を学んでいる人と日本語を学んでいる人同士が会話などを通してお互いに言葉を教え合うというもの。私の場合はMeetupというアプリを使って参加をしていた。

なかなか語学学校ではネイティブの人と話す機会というのは限られてくるし、現地の情報をいろいろ教えてもらえるいい機会にもなる。参加してみればびっくりするぐらいみんな日本語が上手くて、ほとんど英語を教えてもらってばっかりだったけど。。

www.meetup.com

留学前にリスニングやスピーキングの練習をしておくと良いかも。

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まぁでも、日本でもうちょい英語勉強してから行けばよかったかなぁというのが正直なところある。ある程度の簡単な会話ができた方がスムーズに入っていけるしね。個人的には、そもそも聞き取れなくて会話が始まらないという経験が多かったから、リスニングをもっとやっておけばよかったかなぁと。いろいろ試したわけじゃないんだけど、個人的なお気に入りはabceed

それから話す練習をする意味で、オンライン英会話もやっておくと良いかと。まぁ、ただ、全然話せなかったためか楽しめなくて、初めのうちはなかなか継続できずに苦しんだ記憶が。。

 

まとめ:とりあえず、一回チャレンジしてみよーぜ!!

この3ヶ月で一番大きい成長は、英語が楽しいと思えるようになったこと。英語が苦手だった私にとってはめちゃめちゃでかいことなんだよなぁ。

や、でも、3ヶ月は短い!!もっと話せるようになるにはまだまだ時間が必要みたい。。もっともっと頑張らなきゃですね。

 

もちろん海外留学を通して得たものは英語だけじゃない。異文化交流という点も大きいだろう。

ありがたいことに日本のことが好きな方が意外と多いジブリは結構有名だし、日本食の看板もよく見かける。語学学校の先生も日本で教えたことがあったり、日本語のタトゥーを挿れていたり。アジ専って言うらしいんだけど、街中でもやたらに声かけられたりもした。。

でも同時に、海外の人が思っている日本と日本人の思っている日本のギャップに気がつく。例えば、多くの人が「日本=東京」って思ってたり、日本食の看板が出ていても味付けは韓国風とか中国風だったり。Udon”は”ユウドン”だし、”GIBURI”は”ギブリ”だし。

もちろん複雑な場面もたくさんあった。まぁ悪気はないんだろうけど、他の国の子たちがアジア人のことを表現するのに目尻を引っ張り上げてつり目をつくったり、韓国の友達には安倍首相のこと嫌いなんだけどっていう話を持ち出されたり。日本じゃ絶対こんな場面に遭遇することはなかっただろうなぁ。

 

TOEICの点数を取るための勉強なら、わざわざ語学留学に行く必要なんてないし、日本で十分に勉強できる環境は用意できるはず。

でも、海外に行けば、海外の人たちと自分の価値観の違いを肌で感じることができた。それは、自分自身を新たな視点で見つめ直すことにも繋がってくるんじゃないかなーと。

 

 

まぁ、でも、とりあえず行ってみるといいよ。

多分行かなきゃ分からないことの方がずっと多いし。

 

んで、行ったらどんなだったか、

今度はあなたの話を聞かせてくれたら嬉しいな。