「都市農村交流企画 つなぐるる」の田植え体験に参加してきた!@長野県中条
「都市農村交流企画 つなぐるる」さんとは
今回は以前からお世話になっている
「都市農村交流企画 つなぐるる」さん(URL:http://gururu.jp)のプロジェクトに
こないだの日曜日に参加してきました!!
つなぐるるは
長野市内にある中条という地区に移住をしてきた
東京出身のご夫婦(りえさんとたきおさん)が中心となって立ち上げたもの。
食文化を中心とした地域に残る営みを守り、伝えていくために
りえさんの豊富な人生経験から生まれるアイデアと
たきおさんの毎日コツコツ真面目にこなす作業と
さおりさんによる的確なスケジュール管理によって
様々なプロジェクトを企画し、活動していらっしゃいます。
みなさん本当にいい人たちで
私はお世話になってばっかりだったりします、、、
「棚田を守ろうプロジェクト」に参加してきた
そんなつなぐるるさんのプロジェクトの中に
30年も使われていなくて草や木が生え放題の場所を
開墾して棚田を蘇らせたり、
高齢になってしまって田んぼを続けられなくなったという地域の方からの依頼で
代わりに管理したりする、
「棚田を守ろうプロジェクト」というものがあります。
熊や鹿など野生動物と隣り合わせで暮らす里山にとって
田んぼや畑は人と野生動物たちの住処の境界の役目を果たしてきました。
だから、里山で暮らしていくためには
田んぼや畑を維持していくことはとっても大切なのです。
今回はそんな田んぼで手作業による田植えを体験してきました!!
生き物たちとの出会い
山の中にある棚田だから人気もなく、とても寂しい場所と思いきや
田んぼにはたくさんの生き物が…!
おたまじゃくし、アメンボ、カエル、イモリ、ヒル、、、
空には鷹が飛んでいたり、林の中にはアナグマがいたり。
耳をすませると鳥たちやカエルたちの鳴き声、虫の羽音。
実はいろんな生き物たちが必死に生きていました。
いろんな命の存在が見えてきて、
そして、同じ場所で人もまた彼らと同じように生きているのだなぁと思うと
山奥の棚田がすっごく賑やかな場所のように感じてくる。
ホタルの幼虫も見つかって
夏にはホタルが飛んでいるかも!!楽しみ!!
人と自然との関わり方について思うこと
山奥の田んぼにたくさんの生き物がやってきたのは
つなぐるるのたきおさんとりえさんが
草や木が生えまくっている場所をちょっとずつ開墾して
毎日田んぼに出て
無農薬にこだわって
棚田を守っていこうとしている努力のおかげ。
もちろん人の手が全く入らない野生としての自然の形もあるけど
人が生きていくにはどうしても自然の恩恵を受けないといけないし
でも、やっぱりこの地球上にはたくさんの生き物が生きていて
お互い生きていかなきゃいけないから
うまく付き合っていくことが大事なんだよなぁ。