千葉・南房総の『びろえむ邸』はただの古民家ではなかった件
こんにちは、移住女子(見習い)のすーざん(@inaca_susan)です。
田舎フリーランス養成講座も残す所後少し。。。
想像以上に濃い時間が過ごせていて、一日一日がとっても貴重に思えます。
さてさて、講座の一環で6月19日から20日にかけて『びろえむ邸』にお世話になってきました。
や、ここで過ごした時間が本当に素敵なものだったんですよ!!
うまく言葉にできないんだけど、でも、どうしても伝えたくて、なんとか文字に起こしてみようと思います。
〜びろえむ邸に行って感じたこと〜
- 空間:普通の居住空間がアート
- 人と人の繋がり:一人で生きてるわけじゃない
- 環境:地球に恩返しをする
- 食事:体の芯まで満たされる
- 時間:日が落ちるのを眺める贅沢
- まとめ:みなさん行って見て感じてください!!
空間:普通の居住空間がアート
ここは30年人が住んでいなかった古民家をオーナーのびろさんがイベントを開催したり、フリースペースとして活用したりされています。
びろえむ邸に入るといたるところに植物でつくられたオブジェが飾られています。
天井からドライフラワーが吊り下げられていたり、部屋の中に組み上げられた木が立っていたり、、
これは少し前にここでアーティストさんが個展を開いた名残だそう。
小物ひとつひとつもセンスを感じさせられるものばかりで、それがなんとも言えずカッコよくて、、、
オーナーのびろさんの生き方、考え方がものとして表現されているようなとても美しい空間でした。
人と人の繋がり:一人で生きてるわけじゃない
写真撮影者は私のメンター、のんちゃんもぐらのぞみのPR!
びろさんの生き方に興味をもって、畑の草むしりのお手伝いをさせてもらいながら、あれやこれや聞いてみました。
特に印象に残っているのは大切にしていることはなんですか?って聞いてみたとき。
「人と人の繋がり」という答えが返ってきました。
びろさんは畑で育てたお野菜を個人宅配という形でいろんな人に提供されています。
そして、そのお野菜はびろさんの考え方に共感した仲間の力を借りて育ったもの。
農業で儲けようと思ったら儲けるやり方があるけど、そうじゃなくて作り方にこだわって手間をかけることにこだわって、野菜を食べる人に思いを届ける、、そんな想いの詰まったオーガニックファームでした。
環境:地球に恩返しをする
びろさんの考え方は生活においても徹底されています。
極力ゴミを出さない、一切の洗剤を使わない、などなど、、。
びろさんは、地球から恵みを与えてもらって生きているのだから、そのことに感謝して、地球に恩返ししていきたいとおっしゃっていました。
環境が破壊されたり、汚染されたりする問題はよく聞くし、これ以上害を与えないようにすることはとても大切だと考えていたけど、そこを越えて恩を返すという考え方はしたことがなくって、なんだか考えさせられる言葉でした。
食事:体の芯まで満たされる
びろえむでは基本薪ストーブで調理をします。みんなでご飯を用意したのですが、その風景はまるで映画の世界のようでした。
竹筒で火を起こしながら、横で食材を切って、奥では梅仕事をしている、、。
使うお野菜はさっき畑で採ってきたものばかりで、本当に新鮮そのもの。
本当に美味しいご飯なんだけど、その作られている過程も見ているから余計に美味しく感じられて、贅沢すぎて、体の芯まで満たされるような感覚になりました。
時間:日が落ちるのを眺める贅沢
一日の畑仕事が終わって、汗もかいたしみんなで温泉に行こう!ってことで車で30分かけて移動。
もう少しで着くかなってときに、突然びろさんが神社に入っていって、車を停める。
こんなとこに温泉があるのかなぁ?なんて思いながらついていったら、
もうちょっとで日が沈むから、みんなで日が落ちるの見てからお風呂行こう!って。
ちょうど見晴らしのいい場所で、海に綺麗な夕日が沈んでいくのをみんなで眺めていました。なんだかいつぶりかの青春が蘇ってきたような気分。
夕日なんて晴れた日は毎日見れるはず。でも、たった数十分、そのために時間を割くことができそうでできてなくて、本当に贅沢な時間でした。
まとめ:みなさん行って見て感じてください!!
写真撮影者はハナコさんハナブロ
こう見えても何件かは今まで古民家には行ったことがあって、だから古いだけではそこまで特別な場所だと思うことはないつもりでした。
でも、ここはびろさんの考え方がそのまま空間、生活、時間に染み込んでいて、日頃忘れていた何かを思い出させてくれるような場所。
また絶対行かなきゃって思わせるような場所でした。
や、私の言葉じゃうまく伝えられないから、みなさんぜひ行きましょう!!笑
organic farm びろえむ